どうやったら協会運営の成功者になれるか?
どのようにしたら協会運営がうまくいきますか?といった相談をいただきます。
協会の規約作成や設立手続きの専門家として「しっかりした規約です」とお答えしていますが、数多くの協会に携わりいろんな団体を見てきて私なりに「これは大事だな」と感じることがあります。
それは、「他にない強み」です。
協会も会社と同じで、他との「差別化」がものすごく重要です。
自身の協会は他と何が違うのか?そのことを徹底的に考えなければ協会の成功はありません。
そして、どの分野で勝負をするのかも大事です。ターゲットとする分野が変わると、競合も変化してしまうからです。
また、その分野でのトップを目指さないと誰の記憶にも残らず、その協会が選ばれることはありません。
また、その分野でのトップを目指さないと誰の記憶にも残らず、その協会が選ばれることはありません。
トップを狙うと聞くと、「自分には無理だ」と思われる方も多いかもしれません。しかし、そんな難しいことはなく「狭い分野でも良いので、その分野で一番になれば良い」のです。
例えば、これらから、ある技術を習得するためのスクール事業を行うにしても「OL向けの○○語専門の外国語スクール」とその分野を狭くすることでトップが狙いやすくなります。それでも難しければ、「〇〇区(もしくは〇〇市)で一番」と地域を狭くすれば、さらに容易になります。何より見せ方が重要で、一番である実績が必要です。
競合がいない狭い分野にフォーカスすることで、一番になることができます。
ただ、必ずしも誰も知らないようなマニアックな分野を必死で探さなくても、分野を狭くしさえすれば少し頑張るだけでトップになることができます。
自身の協会をより魅力的に見せ、協会運営を加速させるためには、「うちの協会はある分野で一番です」という見せ方ができるかどうかが重要となります。
ちなみに、注意する点として、いくらある分野で一番であったとしても、その他のことがおろそかであってはうまくいきません。
規約がしっかり整備されていることはもちろん、協会のHPもしっかりしたものがあって、見栄えもそれなりに良く、そのうえで特定の分野で他者に負けない強みがあることが前提になります。
規約がしっかり整備されていることはもちろん、協会のHPもしっかりしたものがあって、見栄えもそれなりに良く、そのうえで特定の分野で他者に負けない強みがあることが前提になります。
いくら珍しい食材を使った珍しい料理を提供していたとしても、店が汚かったり接客がひどかったら二度とその店に行きたくないと思うのと同じです。
自身の強みというのは自分では分かりにくかったりするものです。周囲の方に第三者的な目線で見てもらってアドバイスを請いながら、自身の協会の「強み」を模索するのも一つの有効な方法です。