協会ビジネスについて~「株式会社」と「協会」の違い~

フランチャイズ型、直営型、協会ビジネスは形態としてはいろいろありますが、「株式会社」と「協会」の違いはどこでしょうか?

株式会社の多くは、「サービス料金」 や「商品代金」を顧客からいただいて運営しています。
ここでの顧客は、株式会社が提供するサービスや商品に満足した結果、その対価を支払います。
それに対して、協会はどうでしょうか?

もちろん、協会でも、協会員がサービスや商品に満足しないとその対価は支払わないですし、運営はうまくいきません。しかし、それだけでなく、協会においては、会員や受講生に「共感を得られる理念」を掲げているかどうかがものすごく重要になります。
会員からの「会費」、受講生からの「受講料」で協会は運営されています。

会員や受講生は、協会の理念や姿勢を評価し、それに共感した結果、所属したい、認められたい欲求からその対価を払います。

これから協会を作ろうとされている方は、この「共感を得られる理念」を考えるところから始める必要があります。
会員や受講生は、協会の理念に共感を覚えた結果、お金を払ってくれます。

このプロセスを後回しにしては協会の運営はうまくいきません。決して代表の独りよがりにならず、色んな方に意見をもらって、「共感が得られ、口コミが口コミを生み出す」そんな理念を考え出しましょう。