なぜ女性の起業家が協会で成功しやすいのか?

昨今、女性の起業家は増加傾向にあります。

なかでも特に「ママ起業家」「ママ社長」と呼ばれる女性の数は増加の一途をたどっています。
結婚、出産も経験し、家庭のこともひと段落し、自分の一度きりの人生、もっと楽しみたい!自分らしい社会貢献がしたい!好きなことや特技を活かして仕事をしたい!

こういった30代から50代の女性の想い、そして働き方が多様化してきている背景もあって、好きなことや得意なことをよりたくさんの人に広めたい。そして、たくさんの人たちを幸せにしたいと考える女性が増え続けています。

ただ、自分一人がこういった想いを発信し、届けたい人に正確に届けることは容易ではありません。

費用はもちろん、ノウハウ、コネクション、経験、これら全てにおいて、やはり第一線で企業経営を続け経済を築き上げてきた男性陣と比較すると乗り越えるべき壁が多いという現状は否めません。
しかし、個人のビジネスでは描けなかったスケールも、単に自分一人の発信に留まらず、協会という専門性をもつ大きな枠組みで提案することにより、よりたくさんの人の需要を満たし、かつ継続的に満たし続けることが可能になります。そして、それは自己実現の質も高めることになります。

また、共通の趣味や想いを持った人々が同じ団体に属し、情報を共有し、同じ目的に向かって切磋琢磨していくことは、とても有意義なことです。

そういったコミュニティに属することで、それぞれの需要はますます満たされますし、心の充実が図れます。 

そしてこういったコミュニティを形成することに関して、男性より女性のほうがはるかに長けています。

女性は共感を持とうとするのに対し、男性はいかにして自分が勝つかを考えがちです。
女性は良いものは口コミで大勢の人に伝え共有したいと思うのに対し、男性は他人よりいかに良いものを自分が手に入れるかを考えがちです。

協会は理念追求形のビジネスであると言われます。

理念が希薄な利益のみを追求した協会運営を行うと、利益追求型のスタッフや受講生が集まります。そういった利益追求型の人々は、より高額な報酬や利益を得られる団体にすぐに移ってしまい、帰属意識がたいへん希薄です。

一方、協会の理念に心から賛同し、ともに協会を大きくしていきたい。協会を拡大させることで、この崇高な理念が世の人々に広まり、有益な情報を提供できるのだと考えるスタッフや受講生が集まれば、協会運営は必ずうまくいきます。

女性の起業家が協会で成功しやすいと言われる所以はこういったことがあげられます。